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Samos→Ferreiros
暗がりのなか出発。
道なりにタバコ屋を発見、昨日のうちに見つけておけば
スパーっと吸えたのに…

やたらと寒い朝、息は白く、ジャケットの下は半袖
下りのためまったくあったまらない。
手袋をしてても冷たいくて指が痺れてきた。
日が出ても体感温度はさほど変わらない。


サリアの新市街を通り、旧市街へ。
すでに街を通り越してしまったのかと少しあせったが
そうではなくて本当によかった。
入ったバルはやたらとオシャレ
カウンターのお姉ちゃんの髪にもピンクのメッシュが入っている。
「カフェコンレチェ」をたのみ、
タバコのフィルターは何処で買えるかきくと
フィルターと巻き紙をくれた。
タバコ屋もおしえてもらい外に出るとクラウディオがいる。
本当にタイミングのよい仲間たちだ。
目の前のアウトドアショップでポールのゴムと靴下を買い足す。
街の外れの修道院をのぞくと日本人のおじさんとすれ違う
係りのおじちゃんは愛想がよく色々と説明をしてくれる
もちろんスペイン語。よーわからん

外に出ると付属の幼稚園の子供たちが
「ブエンカミーノ」と手を振ってくれる。
素晴らしき教育と目の前にあった愛らしきトイレ

次の村で休憩所でスタンプを押し
近くのバルでビールを飲みながら
トルティージャパタタをつまんでいると
さっき寄った休憩所で出会った人がやってきた、
どうやら日本人がクレデンシャルを忘れていったそうだ。
恐らく修道院で出会ったおじさんだろう
タカフミが通りかかったので
もし出会ったら持っていることを伝えてほしいと頼む、
しばらく休憩していても来ないので
出発することに、目指すアルベルゲはここから八キロだ。
結局、泊まる予定の村の二キロ手前でおじさんが戻ってきた。
ないことに気付いて取りに戻って来たようだ。
おじさんことノリオさんは広島出身のカトリック、
電力会社を退社をした五十六歳。
カミーノに来た理由などを話しながら村へ
カトリックになることとはについて尋ねる。
自分の中にイエスという神を見つけたからだそう。
彼の家族に他にクリスチャンはいない。

ノリオさん、アレクサンドラ、クラウディオと残り100kmを切る。
シャワー、洗濯の日課を終えバルに飲みに行く。
ノリオさんと話すこと四時間、久しぶりに日本人で年輩の方、
しかもクリスチャンに出会ったので話したいことが
山ほどあった。ビールを三杯、ワインを一本空ける。
最後になぜ日本が原発を推進するのかきいてみた。
彼は正直に語ってくれたと思う。
どうしても必要な余剰電力というものやどうしても火力だけには頼っていけないことを。
ウォシュレットいやあったかい便座のように不要な電気を使い過ぎている日本。
そんな生活を捨てないで原発を無くすことはできないだろう。
私は不便になろうが原発を無くしたいし、そう思っていることを伝えた。
アルベルゲに戻るとチームオルホが盛り上っていた。
外でタバコを吸っていると調子のよいドレッドペレグリーノが
やってきた、どうにも香りがよすぎる。
管理人のおばちゃんもノリノリで門限、消灯を迎えたあ。
夜中、不快感に襲われてトイレに
アスピリンを飲んでいたのを忘れていた…
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テーマ:旅行記 - ジャンル:日記
- 2011/10/21(金) 23:00:00|
- Camino de Santiago
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